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【2016年9月30日(金)の神戸新聞全文】
東京で8月下旬に開催されたピアノコンクール「ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会」で豊岡市の佐藤朱和子ちゃん(5)=こうのとり認定こども園=が小学校1・2年生が出場する部門で、但馬の参加者では最高位の銅賞に輝いた。
朱和子ちゃんは、姉・織江さん(10)=田鶴野小5年=の影響で、3歳から豊岡教育音楽学院(同市若松町)でピアノを始めた。レッスンを担当する同学院の田村晃子理事長は「覚えが早く、これからの成長が楽しみ」と期待を込める。
同コンクールは、ピアノ教師らの指導者恒常などに取り組む全国的な団体「全日本ピアノ指導者協会(PTNA)の主催。エントリー数がのべ4万人以上でピアノのコンクールとしては参加人数が多く、国内では難関の一つとされている。
朱和子ちゃんは同コンクール初挑戦ながら、審査員から「躍動感がある」「音色が美しい」など高評価を得て、地区予選を1位で通過。決勝大会の大舞台でも落ち着いて演奏し、銅賞受賞者7人の中で唯一の未就学児だった。朱和子ちゃんは「もっと上手に弾けるようになりたいな」と話していた。
全国決勝大会での演奏の様子は、同協会ホームページで公開している。